薬師畜産様 ホームページ
公開時期 | 2021.11 |
種別 | ホームページ |
業種 | 黒毛和牛の繁殖、肥育、販売 |
制作内容 | デザイン、コーディング |
和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で最高賞を受賞した宮崎牛専門店
宮崎県都城市で宮崎牛の繁殖、肥育、販売まで一貫して手掛けられる宮崎牛・都城和牛専門店、薬師畜産(店名:薬師食品)様のホームページを制作させていただきました。和牛のオリンピックと言われる第11回全国和牛能力共進会の第8区「肉牛の部」において、最高賞にあたる「内閣総理大臣賞」を受賞された輝かしい実績をお持ちです。
都城市内に2店舗をお持ちで、地元の方々からは「薬師さん」と呼ばれとても親しまれているご様子でした。先述の賞を受賞された時は、地元の方々が何より喜ばれたそうです。そんな支持の厚い薬師様からのご依頼内容は「宮崎牛や自社の取り組みについて紹介するホームページが作りたい」というものでした。
ホームページとSNS、役割を分けて活用
これまでSNS含めネットでの情報発信はされていらっしゃいませんでした。ホームページにブログを開設したとしても、更新するかどうかわからない…とのことでしたので、WordPressを組み込んだサイトではなく、お客様の手で更新はできないものの、維持管理負担のない制作プランをおすすめさせていただきました。
ホームページの更新性を補うため、手軽に投稿できるSNSでの情報発信をおすすめしました。ホームページからSNSへ「最新情報」として繋ぎこみをしています。SNS単体の活用でも、すでにいらっしゃるファンのお客様とフォローでつながることでより緊密な関係性をつくることができます。また、店舗をお持ちのため、セール情報をリアルタイムで配信することが可能です。
更新性はないもののしっかりと整理された情報発信を行うホームページと、リアルタイムに繋がるSNS。性質が違う2つの媒体でお客様へのアピールを試みることにしました。
最高の牛肉づくりへの真摯な思いを表現
薬師畜産様の事業への思いは「人々に求められる最高の牛肉をつくること」でした。牛に対し深い愛情と生育へのノウハウをお持ちですが、それは全て最高の牛肉をつくるために培われたものだと感じました。そのことがサイトを訪れた人の印象に残るよう、ホームページ全体として牛よりもお肉の写真をメインに使用しています。
また、このホームページの語り手はあくまで薬師畜産様です。「賞をいただいたことは嬉しいけれど、何より食べてくださるお客様に喜んでいただきたい」という社長の真摯なお人柄が表れるよう、あえて最高賞を受賞したことを派手に飾り立てず、シンプルに表現しています。
信頼感・清潔感のある白を基調とし、深緑をテーマカラーに使用しました。理由としては、
- 肥育環境の緑豊かなイメージを伝える
- 牛本来の力を生かした育成方法による、力強くも自然体なイメージを表現
- お肉の赤色の鮮やかさが強調されるように
また、手塩にかけて牛を育てられている温かみを表現するため、所々に薄いベージュを背景色として敷いています。ブランド牛という上質な食材を扱っているので「上品さ」は必須であると考えました。余白を適切にとって余裕を見せることで、自然体なイメージを損なわずに上品さを表現しています。